高校受験で受験生の心にヤル気の火をつけるにはどうしたら良いですか?1話

中学生のお子様をお持ちの保護者の方の一番の悩みは、子どもが勉強をできないのではなく、そもそも勉強をしようとしないことではないでしょうか?

高校受験に向けて勉強を始めるにあたって最初の関門は、勉強の仕方を教えることではなく、勉強へと本人の気持ちを向けさせることです。

高校受験に対してヤル気が持てれば、結果は後からついてきます。子どもが自ら勉強机に向かったとき、高校受験での一番の難所を乗越えることができたと言えます。

「『勉強しなさい』といつも言っているのですが…」保護者の方からよく聞くお言葉です。

しかし、あるアンケート結果では、東大生になった子どもの約80%が家庭内で「勉強しなさい」と保護者の方に言われたことがないと言われています。そうは言ってもなかなか行動に移さない子どもを見ていると、保護者の方のほうが受験に対してあせってしまい、やきもきしてしまうものです。

子どもを勉強に向かわせるよう、周囲の人間から何か手助けできないものでしょうか?

本ブログでは受験生の心にヤル気の火をつける方法をいくつかご提案します。

①素質をほめる。

ある青少年を対象としたアンケートでは、夢を持たない15~17歳の割合は6割を超えていたそうです。社会について何も知らず、自分と社会に何の接点があるかわからないのですから当然の結果かも知れません。

「あなたは社会でこのように活躍できる素質を持っている!」と子どもたちに伝えることは社会との最初の接点となり、高校受験に向けて大きなモチベーションになります。

しかし、子どもの素質とはなんでしょうか?

子どもの素質の捉え方はさまざまですが、まずはその子が好きだと思えることに注目すると良いかもしれません。お子様が休日に、何に夢中になって遊んでいるか注目してください。

家ではテレビゲームばかりしています…」

保護者の方からよく聞く嘆きの声です。しかし、テレビゲームが好きな子どもの多くは、情報を的確に処理することに長けていると言われます。つまりエンジニア、プログラマーなど技術職の素質があるかもしれません。

「休日は友達とおしゃべりばかりしています…」

話好きな子どもは、他者との共感性が高いと言われます。つまり、サービス業あるいは医療・福祉業など人と密に接する仕事に向いているかもしれません。

「外で一日中サッカーしてます…」

スポーツに青春をささげる子どもは、自分の体を操る感覚に長けている場合がほとんどです。体を操るセンスはあらゆる職業で必要とされます。スポーツ関係、技術職からパソコンのタイピング力など素質を数えていけばきりが無いほどです。

このように、どんな子どもも素質を秘めています。

自分が楽しいと思えることの延長線上に将来の選択肢が広がっていることがわかれば、勉強することの意義がわかり、勉強に向かう大きなきっかけとなります。


続く・・・


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